明治26年に施行された弁護士法では、
「弁護士タラムト欲スル者ハ・・・男子タルコト」と規定されており、
女性は弁護士になれませんでした。
昭和4年、明治大学に専門部女子部(法科)が創立され、
女性にも大学で法律を学ぶ門戸が開かれました。
昭和8年の弁護士法改正により、性別要件が削除されました。
そして、昭和15年、日本で初めて女性弁護士が3名誕生しました。
ただ、まだまだ女性弁護士はとても珍しい存在でした。
女性弁護士に法律相談をしたい、事件を依頼したい、と思っても、
どこに行けば女性弁護士に相談できるのかも分からない状態だったのです。
昭和40年、7人の女性弁護士が御茶ノ水で女性だけの法律事務所
「婦人総合法律事務所」を立ち上げました。
設立当初は、相談を求める女性で行列ができるほどでした。
平成8年に、事務所の名称を 「お茶の水共同法律事務所」 に変え、
平成13年に現住所に移転しております。
今は、弁護士の人数も飛躍的に増大しており、女性弁護士も珍しくなくなっております。
しかし、私達は一貫して、女性弁護士ならではの共感能力の高さを活かし、
相談者、依頼者に、真摯に共感を持って向き合い、
誠実に事件処理に当たることをモットーとしております。
このモットーは、当事務所の所属弁護士が変わっても連綿と引き継がれています。
法律事務所を利用する皆様が、人生の重大な局面において、
当事務所に相談して良かったと思っていただけるように、全力を尽くしております。
どうぞ、お気軽にご相談にお越しください。